「瓦屋根は地震に弱い?」 本当でしょうか。    瓦屋根の耐震性能

 
実は地震に負けない瓦屋根。瓦屋根は丈夫な家の証明です。耐久性に優れ、経済的で美しい。
 
  軽い屋根なら安心、重い屋根は心配と考える前に
  
「瓦を乗せられないような家で大丈夫?」「板金などの軽
  い屋根材しか乗せられない程度の家で本当にいいの?」

  と考えた方がより現実的なのではないでしょうか。どんな
  に薄くて軽い屋根材を使ったとしても家の土台や壁がしっ
  かりしていなければ安心とはいえません。
逆に瓦を屋根に
  使ったとしても土台も壁もしっかりしていれば耐震性能は
  問題ないのです。
屋根材のことを言うまえに、まずきちんと
  した家の設計・施工をすることが大切です。

 まずは、
丈夫な家
 建てることが先決です。

 
 
こんなにあります。
 瓦屋根の
魅力
 
 
 瓦屋根は地震に弱い?いいえ違います。
  
阪神・淡路大震災から1ヶ月後の2月17日、衆議院予算委員会でNHK
  が「震災に瓦は弱い」などと報道したことに関して論議されましたが、橋本
  龍太郎通産大臣(当時)は「現実に私が見て、まったく瓦に何の損傷のな
  お宅が多数」あり、マスコミの瓦“いじめ“に「一概にそういえるのか」と反論
  し、「瓦は防火性、通気性、断熱性、音を遮る能力、耐久性に優れ、軽量
  化や耐震工法の普及も進んでいると聞く」と答弁しました。

 
◆専門家の方々に聞きました。
 

まだまだ誤解されています。

 瓦屋根は重いから…?
いいえ違います。
  
阪神・淡路大震災後、日本建築学会や日本建材産業協会などは相次いで
  専門家による住宅被害の実態調査報告をまとめています。

  
「法規を遵守し耐力壁を適切に配した新しい建物では地盤被害で全体が
    傾いたものも一部見られたが、屋根の軽重に関わり無く被害は少ないとい
    う印象を受けた」(東京大学・菅原進一教授、(社)日本建材産業協会)

  屋根材の種類や工法の差異による木造住宅への重量的負荷の影響は、
    木造住宅の全半壊率について約20%程度である」(神戸大学工学部・河
    村廣氏ら、(社)日本建築学会近畿支部)

  
「屋根葺き材や建物用途などの家屋属性の影響よりも、土台、柱、梁とい
    った構造部材における蟻害・腐朽の有無が家屋被害度に大きく関与して
    いた」(大阪市立大学生活科学部・宮野道雄氏ら、(社)日本建築学会近
    畿支部)

 
  ↑崩壊した阪神高速と無傷のいぶし瓦屋根
    1995年1月25日神戸市長田区にて

 
  ↑軽い屋根材で葺かれた住宅でも壁量や腐朽の程度で写真のように大きな
    被害を受けます。

  
これが「瓦屋根の気持ち」です。
   建築基準法では屋根の種類によって躯体の強度を決めることになっていま
   す。屋根に合わせて柱の太さや壁の量を決めるのがルールです。にもかか
   わらず「瓦が悪い」という論は、瓦屋根にとっていわれなき批判です。
   また耐震診断ではおもに住宅の基礎や土台、壁の量や配置を診断します。
   屋根の重さは壁の量を知る上で必要ですが、この診断方法を根拠に「屋根
   を軽くする耐震工事」を推奨する例が多く見られます。とくに地方自治体によ
   るこのようなPRは、「屋根を軽くするだけで耐震性能が確保される」という短
   絡的な知識につながり、こまっています。


   全瓦連Q&A 「Q.瓦屋根は重いから、地震を考えると止めたほうがいい?」

 
  地震、台風に強いガイドライン工法
  ガイドライン工法とは?
  ガイドライン工法による耐震性の証明


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地震に強い瓦屋根は地震に強い家の上に成り立ちます。瓦葺き替えの際は耐震工事をお奨めします。

誰でもできるわが家の耐震診断 財団法人日本建築防災協会
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